IoTマーケティング株式会社様 × BitoB
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IoTマーケティングの西岡社長にインタビューしました。
オフィスのITをワンストップで支える総合サポート企業
―― まずは、IoTマーケティング様の事業内容について教えてください。
西岡様:
当社は、オフィス内のIT周りのサポートやライセンス販売、機器の物販まで、ワンストップで提供しています。特定のメーカーに縛られず、お客様が導入される機材やシステム全般をまとめて窓口一本で対応できる体制が強みです。これにより、お客様が「どこに相談すればいいかわからない」という状況をなくし、安心して任せていただける環境を整えています。
顧客層と市場の特徴
―― お客様はどのような企業が多いのでしょうか?
西岡様:
特定の業種や規模に偏ることはなく、従業員100名以下の中小企業もあれば、エンタープライズのユーザーさんもいらっしゃいます。本当に幅広く、さまざまな規模の企業を対象にしています。
BitoBとの出会いと導入の決め手
―― BitoBを知ったのはどんなきっかけでしたか?
西岡様:
BitoB代表が別の会社の社外取締役をやっているときから面識があり、とあるメーカーのパートナーミーティングで久しぶりに再会をしました。BitoB自体がサービスを開始する前からの関係だったので、導入のハードルも低く、自然な形でつながっていました。当時、弊社は自社製品を特に持っていなかったため、「どういう形で製品を作っていくか」ということを考えていたタイミングでした。そんな中でOEMの話があり、「これをきっかけにやってみよう」とスタートさせました。
―― 数あるサービスの中でBitoB Cloudを選んだ理由はなんですか?
西岡様:
やはり提供者の顔が見えることが大きかったですね。信頼できる方と一緒にビジネスを進められるというのは安心感があります。機能面ももちろんですが、信頼できる方と一緒にビジネスができるかどうかは重要だと思っています。
既存環境に合わせた提案で高評価を
―― OEMパートナーとして展開してみて、いかがですか?
西岡様:
弊社は営業会社ではないので、たとえばNASやサーバー、ストレージの課題を持つユーザーに対して、「こういう製品が適している」と思ったタイミングで案内しています。単品で営業するというよりは、既存のサービスや環境に合わせて提案する形です。競合製品を使っている場合でも、ユーザーがブラウザベースで共同編集したいなどの課題があれば、BitoBに切り替えて提案しています。
―― 実際に提案した際、お客様の反応はいかがですか?
西岡様:
ファイル共有の機能には特に反応が良いですね。複数人での共同作業がしやすい点を評価していただいています。
また、価格面でも競合と比較してコストパフォーマンスが高いという声をいただいています。
OEMが広げる自社製品の可能性
―― 導入効果について具体的に教えてください。
西岡様:
まだ本格的に出荷しているわけではないですが、今年年末にかけて、自社製品を揃えていく流れの中で、OEMが一つのコンテンツとして役立っています。ユーザーの声も、今後徐々に出てくる段階で、さらに具体的な効果を感じられると思います。
―― OEMパートナーとしてのメリットはありますか?
西岡様:
自社ブランドとして展開する場合、競合が同じ製品を全く同じ形で提供できないという点がメリットです。また、自社製品を固めていくきっかけにもなっています。実際、OEMに参加することで、自社製品の開発やラインナップの整備が進みました。
これからの取り組みとおすすめのポイント

西岡社長
―― 今後の展開についてはいかがでしょうか?
西岡様:
今は自社製品ラインを整えている段階で、年末にかけて本格的に展開を進めていく予定です。
特定の分野に絞ることはなく、多様な企業に対応していきたいと考えています。
―― 最後に、OEM参画を検討している企業へのメッセージをお願いします。
西岡様:
クラウド製品で、メーカーがしっかりサポートしてくれるサービスは少ないです。手離れよく運用したい、自社で保守が難しい場合には、こうしたサービスを取り扱うことをおすすめします。サポートや不具合検証まで任せられるので、安心して展開できると思います。
インタビュアー後記
IoTマーケティング株式会社様は、オフィスITの総合サポートを軸に、メーカーを問わず柔軟に対応できる体制を持つ企業です。
BitoBのOEMを通じて、自社ブランドのクラウドサービスという新たな柱を築きつつあり、顧客課題に応じた提案力をさらに高めています。今後は、年末に向けて少しずつ展開が広がり、実際の利用者の声とともに成果が見えてくることが楽しみです。